わらべうたで遊ぼう 〜思わず歌っちゃう子どもたち〜

公開日: 2024年1月30日火曜日

冬休みが終わり、4年生の授業ではわらべうたに取り組みました。
わらべうたをしようと呼びかけてしまうと子どもたちから「知らない」という反応がくると予想しましたので、
「あそびのついている歌って何がある?」という問いかけから始めました。

まずあがったのは、「じゃんけんれっしゃ」です。
わらべうたの感じはあまりしませんが、たしかに一番身近なあそびのついている歌はこれです。おたのしみ会などで遊んだ経験を思い出し、みんなでわいわいたのしみました。

つぎにあがったのが「はないちもんめ」です。
休み時間に教室で遊んでいる子どもたちもいましたので、
「あれか!」「でも、どんな歌かよくわかんない…」
この歌を知っている子も知らない子もまぜこぜで、とにかくやってみようということで始めました。
男子対女子で行いましたが、男子チームのじゃんけんの強いこと!とっても盛り上がりました。盛り上がっているうちに、さっきまで知らないと言っていた子も思わず「かーってうれしい、はないちもんめ!」と大きな声で歌っていました。とても自然に歌っていました。


その後、他にはどんなのを知っている?とたずねても、なかなか遊びが出されませんでした。
そこで、長縄を持ってきて見せると、
「ゆうびんやさん!やりたいやりたい!!」
と、また盛り上がり始めました。

そして最後に、「今度はこの道具でできる遊びのある歌、何かしらない?」とボールを見せながら問いかけると、「あんたがたどこさ!」。もうわくわくしながら答えてくれました。



初めは知らないと思っていたわらべうたも、歌うのを聴いたり遊んだりするうちに、「あれか!」と気付いたり、すぐに自分たちに馴染んだりしてあっという間にたのしむ子どもたちの姿が見られました。それがわらべうたの特徴なのかなと思いました。わらべうたのように、子どもが自然と口にする歌こそ、生活の中にある音楽、生活の中にすぐに溶け込む音楽だと思います。

今年度の研究発表会では、わらべうたのようにすぐに親しめるよさのある音楽をつくる音楽づくりの授業を公開いたします。ぜひご参加ください!

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