研究発表会のご案内
公開日: 2019年1月27日日曜日
平成31年2月8日(金)は、本校の研究発表会です。
あと2週間になりました。
音楽科では「子どもが自ら音楽と向き合う音楽科学習」をテーマに授業提案します。
今回の私の授業は、
6年「つくろう!オリジナルBGM ~循環コードにのせて~」です。
3年生から6年2学期までに、簡単な節づくりをし、リズムアンサンブル、5音音階による旋律づくり、歌詞に旋律をつくるなどの音楽づくりを段階的にやってきました。しかし、これらは一つのパートをつくったり、複数パートであっても要素がリズムだけでしたので、子どもたちは普段耳にしている音楽との間にまだ少し距離を感じているように思います。
卒業を前に、旋律、伴奏そろった厚みのある音楽を自分の手で作る楽しさや充実感を味わい、身の周りの音楽を一層身近に感じてほしい願っています。
ただ、これまでの音楽づくりよりも複雑になりますので、技能的な課題を解消したり、子どもたちの意欲を高める手立てが必要です。
特別な手立てとしては
・鑑賞から循環コードに出合わせ、関心を高めた上で主題「循環コードでオリジナルBGMをつくろう!」を設定する。
・「掃除」や「勉強」などBGMを流す場面(テーマ)をクラスで話し合って設定し、個人、グループでつくった作品をつなぎ合わせて「家庭で実際に使えるBGMのCDを作成する」ことをゴールとする。
・BGM作成の諸条件を子どもと話し合って決めていく。
・BGM作成はタブレット端末と音楽作成アプリを用いて行う。
ベースと、伴奏はコードによるAUTO PLAYを利用する。旋律は鍵盤ハーモニカ等で実際につくったり演奏できるようにしながら、アプリ上で演奏して録音していく。
・まずはグループで共同して作品をつくり、つくり方やアプリの操作を理解できるようにする。その後、パフォーマンス課題として個人でつくるようにする。
などを考えています。
研発当日はグループでとりあえずつくってみた音楽を並べて聞いてみて、テーマにあった音楽にしていくための工夫を考えていく予定です。
参加者のみなさんと、これからの音楽の授業について一緒に考えることができればと思っています。たくさんのご参加をお待ちしております。
音楽専科 中島千晴
chiharu@educ.kumamoto-u.ac.jp
今年からWEB上で参加申し込みも可能になりました。
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